面倒な備蓄を単純化!ローリングストック(日常備蓄)ー基本食料編

最近よく聞くようになった「ローリングストック(日常備蓄)」。普段食べる物を少し多めに買っておき、防災備蓄として災害に備えようという考え方ですが、やってみると結構めんどくさいんですよね~。ずぼらなのでなるべく手抜きしたい!といろいろ考えて備蓄を単純化した様子をお届けします。今回は最低限備蓄しておくべき基本食料についてまとめました!

ローリングストック(日常備蓄)のなにが面倒かを考える

たとえば缶詰。日持ちするので防災備蓄にとても便利です。

食べたら買ってきて、古い物を手前に、新しい物を奥にすればいいだけ」というけどこれが面倒なんですよね~~~!!!缶詰ローリングストックのなにが面倒なのかをまとめてみました。

賞味期限を見やすくすると、中身がわかりにくくなり、じゃあ賞味期限別に缶詰を並べると、形がばらばらでごちゃつく。だんだん面倒になってきて手前に置いちゃうし、油断すると美味しい缶詰を家族に食べられちゃう!

あああああ!面倒!

いろんな食品を月ごとに箱に詰めて、その月が来たら食べるという方法もあるのですが、うちみたいな賃貸マンションでパントリーがない家だと場所がない。

あと個人的には「〇月になったらあの箱の中身を食べないといけない」という義務感がつらい適当にその場の気分で美味しい物が食べたい……。

考えてみれば、缶詰は日持ちがするから防災備蓄に向いているはずのに、食べたらすぐに補充しないといけないのだろうか?いや、補充はしなきゃいけないんだけど、毎日ローリングする必要ないんじゃない??

と気づき、我が家の缶詰は「年次管理方式」となりました。いまのところ便利です。どんな方法かというとこんな感じ。

年次管理方式・缶詰ローリングストック(日常備蓄)その1

まずは3年分の箱を用意します。

各箱を賞味期限年にわけて「必要量の2分の1」ずつ詰めていきます。必要量は東京都運営「東京備蓄ナビ」によると大人1人1日1缶とのこと。

備蓄は最低でも1週間分は用意しておきたいので、大人2人と子ども2人(乳幼児・小学生)の家族で調べてみたら1週間で20缶になりました。年代によっても異なるので参考までに調べておきましょう。

東京備蓄ナビ
「災害に備えた備蓄」と聞いてもピンと来ない方や興味はあるけど何をどのくらい備蓄すれば良いか分からない方向けに、備蓄のイロハや備えておくと良い品目などをご紹介するサイトです。

うちはわたしがアレルギーがあるので備蓄量を1か月分にしています。なので、大人2人×30日=60缶。結構な量です。

ちなみに60缶でこんな感じです。

100均のシューズボックスに入れてます。1箱15缶ぐらい。分散して置くこともできるのでいいですよ。大きな段ボールは場所を取るし、へたれるので。図はいい感じのイラストがなかったので段ボールです。ご了承くださいm(__)m

側面に賞味期限を書いたシールを貼ってます。もちろん、写真を撮るためにキレイなシールで貼りなおした、純然たるヤラセ写真です。写真を撮る前はマスキングテープに適当に書いてました。

よく使うトマト缶、コーン缶、ツナ缶は別管理にしてますが、もちろん箱に入れてもいい。

缶詰買うのめちゃくちゃ楽しいですよ!
安い物だと100円。カニ缶でも1000円しないから、60缶でも2万円ぐらいで納めることができます。もう欲望のままに、狩人の気持ちでがっさがっさ買うとテンションが上がります。

食べるのが楽しみな物を買うとさらにウキウキが増します。うちは晩酌のつまみ用に缶つまを入れてます。なので、見えるところに置いていると夫に狙われます。

種類は豊富に。開けただけで食べられるおかずになりそうな缶詰は災害直後に便利。味があまりついていない素材系の缶詰は、ライフラインが回復して料理ができるようになったら便利だと思います。

重いからネット通販で買ってもいいのですが、一度に頼むとどうしても賞味期限が偏りがちになります。わたしはスーパーであまり見かけないサラダチキン6缶をネットで買って、まったく同じ賞味期限だったので「そりゃそうやわな~~~!!」とうなだれました。そりゃそうなんですよね~~~!↓うわさのサラダチキン6缶。

年次管理方式・缶詰ローリングストック(日常備蓄)その2

箱に必要量を詰め終わったら、その年食べる箱だけ残します翌年・翌々年の箱はどこかにしまって、しばらく存在を忘れましょう。例だと「賞味期限:2021年」の箱だけ残す感じですね。

で、この2021年箱はもう自由に食べちゃってOK!

全部食べつくしてもいいし、新しく買ってきた缶詰はこの箱に入れればいい。食べる切る期間も1年あるので、好きな物を好きなように食べていてもそのうち食べ終わってます。

いま記事を書いている時点で11月ですが、うちの2021年箱はとっくに空です。なので買い足して使っている状態。

3箱それぞれに「必要量の2分の1」ずつ入ってるので、総量としては実は1.5倍備蓄していることになります。2022年、2023年だけで必要な備蓄量が確保できいてるので、2021年に関してはすっからかんになってもかまわないわけです。

少なくとも1年間は賞味期限を気にしなくていいので気楽!

年次管理方式・缶詰ローリングストック(日常備蓄)その3

さて翌年2022年になったら箱を入れ替えます。2022年箱をオープン!そして新しく2024年賞味期限の箱を用意します。2023年箱はここでも存在を忘れておきましょう。

2022年箱を順次食べていくわけですが、しばらくの間補充は2024年箱に入れていきます。このとき2025年とか2026年が賞味期限の缶詰もあると思いますが、すべて「2024年箱」に入れます。ここで2025年箱や2026年箱を作ると管理が煩雑になるからです。

さらに「賞味期限切れ間近!」と特売品を買ったら賞味期限が2023年だったというときなども、2023年箱ではなく、2022年箱に入れます。

とにかく管理する箱を増やさない!これにつきます。

さらに言えば、わたしは面倒なので2024年箱に必要な量をまとめて購入して、2024年箱の存在もすぐに忘れるようにしてます。そうすればまた1年間賞味期限を忘れてられるので気楽ですよ!

備蓄しておくべき最低限の基本食料

さて、缶詰は備蓄できましたが、他の食品についても考えてみましょう。

我が家の「備蓄しておくべき最低限の基本食料(1か月分)」はこんな感じです。

・お米 5キロ(約30合・60食分)
・オートミール 約5キロ(1食大さじ2強・300食分)
・缶詰 120缶
・フリーズドライ食品 60食
・インスタント味噌汁 60食
・砂糖・塩 各1袋

もちろんこれ以外にも備蓄はあるのですが「これだけは絶対!なにがなんでも!死守したい!」という本当に最低限はこのリストで考えてます。主食と汁物があればなんとかなるけど、できればおかず(缶詰)も食べたいぐらいのラインナップ。なにごとも土台をしっかりしないと。

アレルギーがあるので1か月分備蓄しています。大人2人で1か月分これぐらいですが、4人家族なら2週間分に相当するぐらいの量ですね。

内訳は

<夫>
朝食 フリーズドライ食品(30食)
夕食 お米・缶詰・味噌汁(30食)
<わたし>
朝食 オートミール(30食)
夕食 お米・缶詰・味噌汁(30食)
※昼食は残りを適当に。外で調達することも想定

わたしはグルテン不耐症なので、小麦が入ったインスタントラーメンや乾麺が食べられません。3~5年など長期保存できる非常用保存食も小麦が使われていることが多く備蓄していません。夫用に備蓄してた時期もあるのですが、夫は好きな物を好きな時に食べたい派で賞味期限が迫ってもラーメンを食べないからやめました。無理強いはよくない。

ちなみに、非常用保存食の定番アルファ米はグルテンフリーなのですが、あの袋の匂いと食感が苦手で備蓄していません。申し訳ない。でも心身ともに疲れてる災害時に苦手な物は胃が受けつけないんですよ……。逆に弱る。

その代わり、オートミールを備蓄しています。オートミール1食(大さじ2杯)はお湯なら15分、水でも1時間ぐらいあれば戻すことができます。これってアルファ米と同じぐらいの時間なんですよね。これに砂糖か塩をかければ食べられます(水戻しは美味しくはない)。夫はオートミールが苦手なので食べません。好き嫌いなんてそんなもんです。

缶詰も実は120缶備蓄しています。上で出てきた写真は2023年箱に入っている全量60缶です。よく見ると賞味期限が書いてある。なにせ他の物が食べられないので、缶詰はかなり多めです。

備蓄を単純化するために必要なことはまず

「備蓄しておくべき最低限の基本食料」の品目を洗い出し、必要量を確定すること

だと思います。品目は好みにかなり左右されますし、家族・年齢構成によって必要量も変わります。

東京備蓄ナビは1週間分の備蓄量を「簡易的に」計算はしてくれますが、主食だけでも重複が多く、現実的に備蓄できる量じゃないと思うんですよね~。

ちなみに大人2人1週間分の備蓄を計算した結果から、主食(炭水化物)を抜き出してみましょう。

レトルトご飯: 42 食(※2人×3食×7日)
乾麺 即席麺: 7 パック(※1人×7日)
無洗米: 6 kg(※約40合:80食分=2人×3食×13日)

ね?多いでしょう?何食食べるつもりやねん。

他にも

レトルト食品: 14 個
栄養補助食品: 14 箱
チーズ・プロテインバー等: 4 パック
フリーズドライ食品: 適量

もあるので、とにかく多い。

おそらくは東京都の備蓄推奨が「最低でも1週間分」なので、多めに算出する設定なのだと思います。でもこんなに量も品目も多いと、備蓄に対するハードルが上がってやる気がなくなりそうだから逆効果では?とも思います。

これからローリングストックで備蓄を始めようという方は、ぜひ「備蓄しておくべき最低限の基本食料」について考えてみてくださいね!まわり道に見えるけど、一度まとめてしまえば単純化していきます。

ちなみにお米は1合約150グラムで、炊飯後は約350グラム。お茶碗2杯分です。

では具体的にローリングストックの方法を見ていきましょう。

お米のローリングストック(日常備蓄)

方法論はいろいろですが、なにより大事なのは

「最低限の備蓄量を割り込まない」

ことです。そのためには最低限の備蓄量を目に見える形にすること。

うちは10キロ入りで買うので、最初に最低限の備蓄量5キロを取り分けています。取り分け方はビニール袋に5合のお米を入れて、その袋を6つ(30合)確保するだけです。5合なのは炊飯器が5合炊きだから。袋をざばっと開ければ自動的に5合計れて便利ですよ。袋はゴミ袋に転用します。

5キロ入りを2袋備蓄して、1袋食べ終わったらもう1袋買えばいいんですけど、5キロ入り割高だからつい10キロを買っちゃいます。災害時には洗わずに炊ける無洗米がいいとも言いますが、水道復旧までたぶんお米炊かないので普通米です(炊く気がないともいう)。

ちなみに5キロは冷蔵庫の野菜室で保管しています。こんな感じ。

ファミリータイプ(450リットル)の野菜室で3分の1ぐらいですね。常温で保存していたら虫がわいてしまったので冷蔵保存してます。もうわかせない!

この取り分けた5キロを食べる前に10キロを買い足します。なのでなんやかんやで最大15キロぐらいお米がある時もあります。多いな!以前、取り分けせずに食べてたら5キロを割り込んでいたことがあり、それから気をつけています。

まあ、4人家族だと10キロぐらいすぐに食べちゃいそうですよね。義姉の家は子ども4人の6人家族で毎朝一升ご飯を炊くと聞いて驚きました。運動部でお弁当の分もあるとは言え、そりゃ食費かかるな~!

オートミールのローリングストック(日常備蓄)

こちらもお米と同じですね。「最低限の備蓄量を割り込まない」さえ守ればいい。そのための見える形は「1箱」です。

うちは5キロぐらい。ネットで買っています。クエーカーのオートミール1箱。10ポンドなので正確には4.52キログラムです。2箱備蓄して、1箱食べたらもう1箱買うようにしてます。常温で長期間保存できるので便利です。未開封なら1~2年ぐらい。

業務スーパーのオートミールの方が安いんだけど、家から遠くて時々売り切れてるんですよね。それほど買う頻度も高くないから割高でもいいかと。ちなみに同じクエーカーのオートミールがコストコで安く売っているそうです。でも会員になるほど大量に買い物しないしな~。

ネットで買う場合は時期によってかなり値段が違うのでご注意を!一昨年は底値で1箱1800円(送料別)ぐらいでしたが、ブームになっちゃったから高くなっていくでしょうね~。それと容量!1箱に2袋入っているんですけど、1袋で売る業者さんがいるんですよね。まあ納得した上ならいいのですが、写真は1箱になっていても1袋バラ売りだと2.2キロしかないので気をつけて!

フリーズドライ食品・インスタント味噌汁のローリングストック(日常備蓄)

フリーズドライ食品はもっぱらアマノフーズです。

【アマノフーズ 公式オンラインショップ】お味噌汁などのフリーズドライ食品の老舗
アマノフーズ公式通販サイトです。おみそ汁、にゅうめんなどの汁ものや、炊き込みご飯、各種どんぶり、おかゆなどのご飯ものまで、お湯を注ぐだけの簡単・便利なフリーズドライ食品をお届けします。

日頃から夫は朝食としてフリーズドライのお味噌汁を食べていて、お好みにあったのがアマノフーズでした。たしかに美味しい。特に金のだし。

無印良品のフリーズドライ味噌汁は1食当たり100円ぐらいで、アマノフーズとそれほど変わらないのですが、ちょっと味が薄く感じます。あと具材が小さい。でも体には良さそう。

で、ローリングストックは専用棚を作りました。通称「味噌汁棚」です。

基本的に夫が食べるので夫でも管理できるようにしました。以前は引き出しにしまっていたのですが、賞味期限おかまいなしに適当に好きな物を食べるので管理に困りました。そこで、味噌汁棚を設置。上段はなんでも食べていい方式にしたらお互いに気が楽になりました。

中段はストック。上段・中段で60食ぐらいあります。押入れにもストックがあるので順次中段に補充していって、補充できるストックがなくなったら発注することにしています。数が目に見えるのでわかりやすい。

下段はインスタント味噌汁のストック。100食前後です。すかすかしてきたら補充するはずなのですが、アマノフーズのお味噌汁が美味しいため、わたしもついついそちらを飲んでしまい、なかなか減りません。いけない。

ちなみに、いつもの味噌汁棚は隙間に残りのお味噌汁や春雨スープが突っ込んであったり、中段ストックの箱の上にも置いたりしていてかなりごちゃごちゃですが、さすがにそれは片づけました。純然たるヤラセ写真パート2です。あ、冷蔵庫もヤラセ写真なのでパート3か。

アマノフーズのフリーズドライ食品は他にもカレーや雑炊などもあります。わたしはアルファ米よりフリーズドライの雑炊が好きなのでありがたい。

ネットショップでも買えますが、結構値段が上乗せされています(出店料や管理料だと思いますが)。いまのところアマノフーズ公式ショップで買うのが一番お得じゃないかなぁ。水曜日だとポイント5倍で次回買い物に使えるし、公式ショップ限定商品在庫一掃セール、かなりの頻度で500円オフクーポンもありますよ(/・ω・)/

砂糖・塩など調味料のローリングストック

最後に砂糖や塩のローリングストックです。単純に1袋余分に買っておくだけなのでこれは簡単。砂糖と塩としているのはわたしの好みです。シンプル。またいろんな食品に使えるので応用が利きやすい。500mlの水に砂糖大さじ3杯、塩ふたつまみ入れれば経口補水液がわりにもなります。

オートミールにははちみつ!とかお米には味噌!とかいろんな好みがあると思うので、これは外せない!という調味料があれば1つ余分に買うようにしましょう。わたしはふりかけの「ゆかり」も買ってます。「ゆかり」万能。

最低限必要な基本食料と必要量を確認しよう!

以上、面倒な備蓄を単純化!ローリングストック(日常備蓄)ー基本食料編でした。

おそらく「うちはこれはいらない」とか「こんなやり方しない」という点も多いと思います。特にオートミールは好みがわかれますしね。

もちろん長期保存できる非常用保存食で保存してもいいと思います。食べられるならそれに越したことはない。その場合でも、缶詰にあわせて1年に1回賞味期限を確認しましょう。5年保存できると思うと忘れちゃいますよ!

いずれにせよ大事なのは「備蓄しておくべき最低限の基本食料」の品目を洗い出し、必要量を確定すること。これができてないとなにをどれだけ備蓄するべきかもわかりません。入れるべき器を整えるというイメージ。

必要量が確定できたら、必要量を見える形で確保すること。気がついたら最低限を割り込んでいた!を防ぎましょう。器に最低限のメモリを書き込む感じですね。

まとめると、ローリングストック(日常備蓄)を単純化するには

1) 基本食料の品目と必要量を確定する
2) 必要量を見える形で確保する

という2点がとても大事!

そのほか、基本食料以外にも備蓄しておきたい「ごほうび食料」についてはこちらご紹介しています。飲料水についてはこちら生活用水についてはこちらで。水は一筋縄ではいかないから別記事です。

この記事が叩き台になれば幸いです!

ではでは皆さん!今週もどうぞお元気にお過ごしくださいヾ(*´∀`*)ノ

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