防災リュック・非常持出袋の中身をリスト化!自作するための考え方と作り方

我が家は大災害時、基本的には在宅避難を選ぶ予定ですが、防災リュックも用意しています。なぜなら火事で焼け出されるリスクがゼロではないから。衣替えとあわせて中身をチェックしたので、ついでにリスト化してみました~!

防災リュック・非常持出袋の必要性

災害時に持ち出すための防災リュック非常用持出袋と言われることもあります。最近は「いつも使うバッグに防災ポーチを組み合わせれば防災リュックは必要ない」という人もいます。たしかに。その考えも一理ある。

たぶん緊急時のフェーズ分けによると思うんですよ。

引っつかんで逃げるなら「いつものカバン+防災ポーチ」

「地震が来た!家が倒れそう!」とか「津波がもうそこまで!」という状況なら、手元にあるカバンを引っつかんで逃げるぐらいしかできないので、いつものカバン+防災ポーチになると思います。たぶん避難した先で不自由することもあるけど仕方ない。少しでも持ち出せただけありがたい。という感じ。

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少しでも時間があるなら「防災リュック・非常持出袋」

一方、「地震が来た!けど家は無事」という場合。必ずしも避難所に行かなきゃいけないわけじゃないので、防災リュックは必要ない気もします。

が!

「どうやら津波が来るらしい」とか「どうも火事が起こってるらしい」とか、まだ間近で見えるほど差し迫ってないけど逃げなきゃいけないというとき。少しでも時間があるなら防災リュックを持ち出す方がいいと思うんですよね。避難した先での不自由さが少し軽減するはず。

逆に言えば、間近で見えるほど差し迫ってないけど逃げなきゃいけないというときに、のんびり防災リュックを詰めてるヒマはない。なので、やっぱり防災リュックは必要。

わたしは外付けハードや記録メディア、貴重品なども持って逃げたいので、少しでも時間を作り出すため事前に防災リュックを作っています。

事前避難するための「防災セット」

台風や水害、火山など事前に危険が予測できるなら、事前避難するということも考えられます。南海トラフ地震の場合は、時間差で地震が起こるかもしれず、「南海トラフ地震臨時情報」が出される可能性も。「南海トラフ地震臨時情報」については高知県のホームページがわかりやすいです。

南海トラフ地震臨時情報について | 高知県庁ホームページ

事前避難するなら、防災リュックだけではなく、寝袋とかマットとか、避難生活を少しでも快適にするための「防災セット」を用意した方がいいだろうと思います。

我が家が事前避難することはたぶんないのですが、一応、アウトドア用品はまとめて仕舞っておいて、いざというときは取り出せるようにしています。

防災リュック・非常持出袋を自作するための考え方

防災リュックは自作!自作することを強くおすすめします!

なぜなら被害想定や環境は人によって異なるから。

うちの場合は鉄筋コンクリート造りの賃貸マンションの6階。海から離れているし、海抜30メートル以上あるので、津波や水害で水没する恐れはなし。直下型地震で倒壊する可能性も、ゼロではないけどかなり低い。

あるとすれば都市部なので、大都市火災に巻き込まれること。火事で焼け出されるのはどうしようもないので、防災リュック+いつものカバンに外付けハードと貴重品をぶっこんで逃げようかと思っています。

まずはハザードマップで自分の家や職場の被害想定を確認しておきましょう。

このサイトで確認してもいいけど使いにくいので、自治体のホームページで「ハザードマップ」と検索する方がいいと思います。

ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。

リュックの選び方

うちはバックパッカーのように背中とお腹にリュックを背負って6階から階段を下りるので、重さはせいぜい10キロ。防災リュックの大きさは15リットル入るもので、詰めてみたら重さは6キロでした。いつものカバンはあと4キロ入れられますね。うちは避難所まで近いので10キロでも耐えられるかなと。

階段を下りる必要がなければキャスター付きリュックやキャリーバッグ、スーツケースでもいいかもしれませんが、キャスター付きリュックってそれだけで重いし、背負うと痛いんですよね(経験者)。大地震だと道が割れたり倒壊家屋があったりで、引いていけない可能性もあります。

でも、小さな子どもがいるから子どもは抱っこして背中にリュック一つ、もう一つはキャリーバッグにしたいとか。腰が悪くて重い物が持てないとか。人によってコンディションは変わるので、自分が持てる重さと形を見極めましょう!

女性は10キロ、男性は15キロぐらい持てると言われますが、本当にそこは人それぞれなので、お米をリュックに入れて担いで歩いてみるといいですよ。以前、10キロのお米を背負って2キロ歩いたことがあります。しんどかった!

中身は100均などプチプラグッズでもいい?

防災リュックに関して言えば中身は100均グッズでもいいと思ってます。

一日、二日持ちこたえればいいので耐久性にこだわらなくてもいいと思うからです。どちらにしても、三日目以降になれば避難所の支援物資でどうにかせざるを得ない。

ただ、在宅避難のために家に備蓄する物は耐久性にこだわった方がいいと思っています。わたしは給水バッグやランタンを100均で買いましたが、給水バッグは破れ、ランタンは光量が足りず、電池をやたら食う。特に電気製品はなんだかんだでコスパが悪いので、高くてもメーカー品がいいと思います。このあたりはまた別記事で。

わたくしフクの防災リュック

では具体的に、わたくしフクの防災リュックを見てみましょう。だいぶ生活感あふれる仕様です(笑) そこらへんはどうぞご容赦ください!

水・食料など

まずは水・食料関係。
  1. 水 500ミリリットルのペットボトル2本
  2. SOYJOY 3本
  3. 野菜ジュース 1缶
  4. ウォーターボトル
  5. 給水バッグ 5リットル
  6. 割りばし・スプーン
避難所に行くことを想定しているので水はすぐ必要になる分だけにしてます。あと重い

軽食がSOYJOYなのはグルテンフリーだから。グルテン不耐症なので避難所で最初に配られる乾パンなどは食べられないんですよね。夫のリュックにも入れてあるので計6本。野菜ジュースはビタミン補給用に

SOYJOYが割れないようにウォーターボトルに入れていますが、避難所でお水をもらうときのコップ代わりにもしようと思ってます。給水バッグはお水をもらう用。どちらも100均で買いました。

実際避難所にいた人に聞いたら、配られるペットボトルの数が足りないことがあるし、ペットボトルがないと翌日以降に給水があってもお水がもらえないということがあったんだそうです。割りばしとスプーンも足りなかったと聞いたので入れました。

お金・連絡先・貴重品

  1. お金
  2. 財布がわりのポーチ
  3. 免許証・保険証・マイナンバーカードなどの写し
  4. スマホ用防水ケース
  5. 連絡先を書いたメモ帳・ライト付きボールペン
  6. ダイヤル錠
  7. ネックストラップ
  8. 手提げポーチ
お金は千円札10枚と小銭をいろんな種類たくさん。財布代わりに透明なポーチに入れてます。震災後、余震の中で買い物するときに、財布だと出しにくかったので。バッとお札渡して、もらったお釣りをバッと入れられるようにしてます。

ポーチのポケットには免許証や保険証、マイナンバーカードなどの写しが入ってます。身分証明書があれば通帳がなくても現金が引き出せたりするので必須です!

災害時ってなぜか天気悪い気がするのでスマホ用防水ケース。そしてスマホが壊れたときに連絡先がわからなくなると困るので、夫や実家、親戚などの連絡先を書いたメモ帳を入れてます。防水。どちらも100均です。ボールペンはどこかでもらったノベルティ。お尻にライトがついてます。こういうノベルティいいですね。

ダイヤル錠はリュックのチャックが開かないように避難所でも盗難があるので。せちがらい。

知人がいた避難所では名前を書いたネームプレートを下げていたというので、たしかに便利だなと思ってネックストラップも入れてます。

手提げポーチはもう使わなくなったやつを入れてます。小分けにするカバンはなにかといるだろうと思って。旅行と同じ。肩からかけられるタイプの小さいカバンはいつものカバンの中に入ってます。

衛生用品・洗顔・歯みがき

  1. マスク 30枚
  2. 個包装マスク 何枚か
  3. 除菌用アルコールジェル
  4. 除菌ウェットティッシュ
  5. ティッシュ(ミニサイズ)
  6. 化粧水など1泊おとまりセット
  7. ボディクリーム
  8. 絆創膏
  9. 歯みがきセット
  10. カイロ2つ
  11. ボディシート
  12. 生理用品(ポーチ入り)
マスクはギチギチに入れてるから箱がつぶれてますね(笑) コロナ渦だから増やしました。除菌用アルコールジェルも同様。しかしこんなにいるだろうか……。個包装マスクだけに戻すかもしれませんが、今後要検討。

除菌ウェットティッシュはなんだかんだ使えると思います。コップやスプーン拭いたりもできるし。ティッシュもなるべくたくさんあった方がいいと思ってミニサイズを1パックまるごと。お店にはないのでロハコで買いました。通販はお店にない物があって便利!

化粧落としや化粧水、乳液などが1泊分のセットになったおとまりセットはコンビニで売ってますよ!海外旅行行くときによく使ってました。便利。

おとまりセットが足りなくなったら、あとはこれで乗り切ろうと思ってボディクリーム。

わたしのリュックには絆創膏だけですが、夫の大きい方のリュックに小さな救急セットが入ってます。写真なくてすみません!

鏡も避難所にいた知人から聞いて。トイレがかなり並ぶので、身支度のために鏡を見にいけない雰囲気なんだそうです。クシとヘアゴムはいつものカバンに入ってます。

わたしは顔はボディシートで拭いてもいいけど、歯みがきはしたい派なので歯みがきセット。100均です。

カイロはここには2つですが、防災ポーチにも入ってるのでなんとかなるはず。

ボディシートは体や顔を拭くように。生理用品は昼用・夜用など1日分を入れてます。

身の回り・トイレ用品

  1. アルミ温熱シート
  2. レインコート
  3. 携帯トイレ2つ
  4. 水に流せるポケットティッシュ
  5. スリッパ
  6. 折りたたみマット

とりあえずアルミ温熱シート。でもこれうるさいんですよね。わたし自身がうるさいの苦手なので使うかは微妙。むしろ濡れてなければレインコートを着ると思います。そういえば救急セットの中にアイマスクと耳栓が入ってます。アルミ温熱シートは100均にもありました。

携帯トイレは上手く使える気がしないけど一応持ってます。というか、一度使ったときは上手くできませんでした。トイレ以外に隠れてできるところもないだろうし。女性は構造上難しいんじゃないですかね~。これも100均。

水に流せるポケットティッシュも持ってます。マンホールトイレは流せるティッシュじゃないとダメなので。マンホールトイレについてはこちら。家や職場の近くにないか探しておくといいですよ!わたしが行く予定の避難所にはマンホールトイレないのですが、少し離れた公園に設置される予定。

下水道:災害時に使えるトイレ - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

スリッパより上履きがいいそうですが、もうギチギチで入らないのでスリッパです(笑) 余裕があるなら上履きをおすすめ!

折りたたみマットは少しでもお尻への負担を和らげようと。体育館の床に直に座り続けるのは寒いし痛い!

モバイルバッテリー・ラジオ・ランタンなど

  1. 携帯ラジオ・イヤホン
  2. 電池式モバイルバッテリー・ケーブル
  3. 電池 単4・単3 各8本
  4. ヘッドランプ(ヘッドライト)
  5. 懐中電灯
  6. ランタン
  7. ひかるブレスレット
  8. 万能ナイフ
  9. コンセントのタップ 2つ
  10. 紐・ロープ
  11. 油性マジック
  12. ライター・マッチ
  13. カラビナ

携帯ラジオはネットで買いました。送料別で500円ぐらい。イヤホンは必須。大きいラジオも家に2台あります。

電池式モバイルバッテリーとケーブルは100均で買いました。この形のモバイルバッテリーはもう売ってないみたいです。いいサイズ感だったのに。半年に1回動作確認してます。いまは電池4本使うタイプの物が主流。ネットでも買えますよ。

電池は絶縁しておかないと漏れちゃうからパックのまま入れてます。充電式モバイルバッテリーは常に持ってるのでここには入れてません。

ヘッドランプ、懐中電灯、ランタン、ひかるブレスレットも100均で。すごいですね~!100均!ヘッドランプは着替えやトイレで役に立ちますよ。懐中電灯は移動用。ランタンも持ち運べるくらい小さいけど、立てても使えます。ひかるブレスレットはあると便利だと聞いたのでカバンにつけてもいいし、腕につけてもいい。たしかに便利そう。

万能ナイフはビクトリノックスのいいやつです。東日本大震災直後に余震におびえながら買わなきゃ!と思って買ってしまったけど、いまのところほとんど出番はありません。まあそれもよし。

コンセントのタップは、非常用電源などから充電できるようになったときに、順番をなかなか変わってもらえないことがあると聞いたので。夫と2人分空くのを待つのは難しくても、タップがあれば2人で使えるかなと。

紐とロープはあれば便利。夫の方に布製ガムテープも入ってます。油性マジックはいろいろ書ける用に。ライターやマッチは出番があるのかないのか。

カラビナはなんでも引っかけられるので便利ですよ。ジーンズのベルト通しに引っかけたりリュックに引っかけたり。海外旅行で財布をスラれないようにしたりとよく使ってました。

手ぬぐい・レジャーシートなど

  1. バンダナ
  2. 手ぬぐい2枚
  3. ガーゼのハンカチ
  4. レジャーシート
  5. 軍手
  6. エコバッグ
  7. ホイッスル
  8. 45リットルのゴミ袋数枚
  9. 風呂敷

バンダナは髪の汚れ隠しにいいと聞いていれているのですが、わたしがするとバンダナ立つんですけど、頭が大きいんでしょうか……。

手ぬぐい・ガーゼのハンカチは乾きやすいので。寿司柄にしたのは話のネタになるかと思って。寿司だけに。

レジャーシート、軍手、エコバッグ、ゴミ袋はなにかとあった方がいいだろうと。風呂敷は目隠しにもバッグにもなると聞いて入れてます。あまり使い方を知らないので「はじめてのふろしき」という本を電子書籍でダウンロードしてあります。しかも「ふろしき防災ミニブック」がついてるんですよ!ありがたい!Kindle Unlimitedで読み放題になっているので、ほかの防災本とあわせて読むとお得かも。

ホイッスルは閉じ込められたとき用に。使う日が来ないことを祈りたい(-人-)

衣類

お恥ずかしいので写真はありませんが、着替えも入れています。洋服を上から下まで一揃い入れるより、肌着をたくさん欲しかったので長袖のTシャツ、ヒートテック上下、スポーツブラ、パンツ×2、靴下×2 にしました。津波被害が想定される地域の人は、逃げる途中に濡れるかもしれないのでレギンスでいいから着替えがあった方がいいかも。寒冷地の人は上着必須ですし、ここら辺は被害想定となにが我慢できないか次第ですね~。

夏の衣替えで、半袖Tシャツ3枚、スポーツブラ、パンツ×3、靴下になります。靴下は最悪素足でもよし!

帽子は入れていませんが、玄関にぶら下げているのでかぶって出る予定。忘れなければ。

ヘルメットは買っていません。阪神・淡路大震災のときに支援物資でもらってしばらくかぶって歩いていたことがあるのですが、ヘルメット重い……。最近のは軽いかもしれないので買おうかなと思いつつ、あってもかぶらない気がしてお悩み中です。あった方が安心・安全だとは思うんですけどね~。

防災リュック詰め方のコツ

全部詰めたらこんな感じ。パッツパツ!左がちょっと破れてるのは今回破れたのではなく、むしろ破れたので防災リュックに転用されました。腰と胸のところにベルトがあるので背負いやすいです。これで6キロ。毎回思いますが、よくこれだけ入るな!って思いますね(笑)

詰め方のコツは軽い物を下に、重い物を上かつ背中の近くに。この場合だと衣類が一番下に、水がその上の背中側にあります。自衛隊防災ブックに書いてあったので真似してます。2巻の136ページ。もちろんこの本もダウンロードしてオフラインで読めるようにしてあるのですが、家庭の防災というよりむしろサバイバルって感じです。読み物として面白い。

リュックは防水ではないのですが、登山用の防水カバーを持ってます。富士登山用に購入したものの、その後防水カバーの出番ほとんどありません。雨対策はリュックの中に大きめのビニール袋を2枚入れて荷物を詰めるだけでいいと思いますよ!

防災リュック・非常持出袋の置き場所

さて、作った防災リュックをどこに置くかですが、わたしは寝室のクローゼットに置いています。

倒れて玄関がふさがれてしまうと困るので、うちは下駄箱がありません。ということで玄関はスペースがないので×。寝室が玄関脇にあり、倒れてふさぐような家具もないので、特に悩むことなくクローゼットに置くことにしました。

置き場所も環境次第なんですよね。

もし古い2階建て住宅で1階が倒壊しそうなら、2階の部屋に置いた方がいいでしょうし、耐震設計のお家なら1階の方が取り出しやすくていい。下駄箱が作りつけなら倒れる心配もないので玄関でいい。津波想定区域なら家の2階か、いっそ津波が来ない想定の親戚のうちに置かせてもらう方がいいかもしれない。

これもお家の環境ハザードマップで被害想定を見て考えましょう。悩むとこですけどね~。

そういえば、うちは倒壊のおそれがなく、玄関を通れるようにしているし、そもそも寝室のベランダからどこにも逃げられないので、ベッドの横に靴を置いていません。その代わり、外履き用のスリッパを100均で買ってクローゼットの中に置いてあります。もし他の部屋で物が割れていても歩けるように。こういうところも環境次第って感じですね。

市販の「防災リュック・非常持出袋」はおすすめか?

最近は災害も多いので、いろんな物がセットになった防災リュックも売っています。おすすめか?と聞かれたらおすすめはしません

わたしは環境に応じた自作をおすすめしますし、なにより市販の防災リュックは必要ないものが多い。そして高い。同じ内容の物を自分好みに買う方がいいと思うんですよ。

まあ、でも買いたい気持ちはすごくよくわかる。

いちいち考えてそろえるのって面倒ですもんね。セットの商品は統一感のあるデザインでおしゃれだし。一人暮らしの人ならそれほどコストも変わらないかもしれない。ただお子さんがいるご家庭で人数分そろえるのは本当にムダが多いと思う。

それでももし市販の防災リュックでおすすめするとするならば、アイリスオーヤマの防災リュックかなと思います。一番ミニマムでいい。値段もお手頃。食品が入ってないのでカスタマイズしやすい。これにお水や食料、ラジオを加えればある程度そろいます。パンツも入ってる。それほど大きくないので女性でも持ちやすい。

もうちょっと充実させたいならこちら。

ある意味、エアベッド入ってこの値段は安い避難所の冷たい床で座ったり寝るのツライからエアベッドはあってもいいかもしれない。セット内容を全部入れてもまだ余裕があるそうですし。カスタマイズもできる(←ここ重要!

アイリスオーヤマは仙台市に本社があって、被災した社員の方も多いので「そう!それムダだよね!」と思う物を省いてくれてる気がします。

とはいえ、一番はやっぱり自作ですけどね!この主張は変わらない。

持ち歩く「防災ポーチ(非常用ポーチ)」といつものカバン

ついでにお出かけのときに持つ「防災ポーチ(非常用ポーチ)」も写真に撮ったので載せておきます。ポーチと言ってますが、バッグインバッグです。カバン入れ替えるときに便利。1~6は防災リュックのポーチを取り出して入れてます。

  1. 携帯ラジオ・イヤホン
  2. 電池式モバイルバッテリー・ケーブル
  3. 電池 単4・単3 各8本
  4. ホイッスル
  5. 懐中電灯
  6. USBコンセントタップ
  7. 携帯トイレ
  8. 除菌ウェットティッシュ
  9. 水に流せるポケットティッシュ
  10. プロテインバー(小麦不使用)
  11. ゴミ袋数枚
  12. 絆創膏
  13. 除菌用アルコール
  14. 個包装マスク
  15. カイロ
  16. 充電式モバイルバッテリー
  17. エコバッグ
  18. 持病の薬とお薬手帳写し

この他、水など水分補給できる物は適宜購入モバイルWi-Fiやスマホ、現金の入った財布とか、日常使う物はいつものカバンに入ってます。ストールもだいたい持ち歩いてます。最近はもっぱらリュック。地図はGoogleマップをオフラインで見れるようにダウンロードしてます。詳しくはこちら

ダウンロードしたエリアをオフラインで見る - iPhone と iPad - マップ ヘルプ
インターネット接続が遅い、モバイルデータ通信が高額になる、インターネットが利用できないといった状況に備えて、Google マップからスマートフォンやタブレットにエリアを保存しておいて、オフラインで使用することができます。 注: 地域によっては、オフライン マップのダウンロードを利用できないことがあります。これは契約上の...

持病の薬は常に10日分、というか1シートで持ち歩いてます。いまはよくある薬を飲んでいるのでどこの薬局でも在庫があるはず。お薬手帳の写しがあれば間違いなく病院で処方してもらえるので写しも持ち歩いてます。スマホのお薬手帳アプリでもいいんですけど、いまいち使い勝手が悪いんですよね。今後に期待。

プロテインバーは小麦不使用の物を選んでます。ただ小麦を扱う工場で作られているので正確にはグルテンフリーではありません。わたしは少しの小麦なら大丈夫だけど、小麦アレルギーの方はご注意を。

非常時はこれにタブレット、外付けハード、記録メディア、保険証書等書類などを入れたい!という希望。できるかどうかは状況次第。

パソコンを入れないのは重いからです。データはクラウドサーバや外付けハードにバックアップしてあるので、もしパソコンが壊れたら買いなおそうと思っています。なによりデータが大事。

まとめとリスト

以上、わたくしフクの防災リュックと防災ポーチでした!

いかがでしたか?たぶん「あれは入ってないの?」とか「こんなのいるの?」と思われる物もあるかと思います。そしてそれでいいと思います。人によって環境も状況も違いますからね。

お子さんが小さいなら抱っこ紐やおんぶ紐を予備で入れておいた方がいいでしょうし、視力が悪い人はメガネやコンタクト、高齢の方は入れ歯を忘れて困ることも多いと聞きます。

ぜひ「これじゃ足りない」とか「これはいらない」とか、わたしの防災リュックをたたき台にして、いろいろ工夫してみてください。意外と生活の見直しも出来たりして、いい気づきになりますよ!

最後にリストを置いておきますね。各項目ごとの写真にも品名入れておいたのでお好きな方をどちらでも!

わたしは地震や防災、防災備蓄について考えて実践することで、ある程度「大丈夫だ!」と思えるようになりましたし、安心して暮らすためのベースになったと実感しています。

毎日いろいろあるかと思いますが、皆さんもどうぞお元気にお過ごしくださいね~ヾ(*´∀`*)ノ

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