「この地震、いつまで揺れるの??」 地震の揺れで不安になったときに確認できるおすすめサイト・ツール

東日本大震災のときはとにかく毎日余震で揺れていて、「あれ揺れてる?それとも気のせい?」とかなりビクビクしていました。特に少し大きめの地震は、さらに巨大な地震に発展しそうで、「この地震、いつまで揺れるの??」とかなり不安に。

しかしその後、地震をリアルタイムで確認できるサイトやアプリを知り、ちょっと安心できるようになったので皆さんにもご紹介。余計な不安を減らしましょう!

強震モニタ

強震モニタ」は国立研究開発法人「防災科学技術研究所」が無料で提供しているWebサービスです。日本全国の観測データを元に「揺れ」をリアルタイムで地図に表示しているのでとてもわかりやすい。

ただ日常的な生活振動(車や列車、工場、工事など)も拾っているので、なんだか揺れているように見えることもあります。基本的に震度1以上で揺れると予想される場合は「予測円」という円が表示されますし、震度1以下の揺れの場合でも(結構ある)、色の変化が広範囲なので、慣れてくると変化の見分けがつくと思いますよ。

この予測円があるおかげで、いま揺れてる地震が「だいたい震度〇くらい」とわかるのでちょっと心強い。中程度ぐらいの大きさのときに「この揺れはもう終わるの?もっと大きくなるの!?」とあわあわしなくてすみます。素晴らしい。

もちろん、強震モニタを見るのは安全を確保してから!

物が落ちてこない倒壊の危険がない津波が来ないところで確認しましょう。最初はさほど揺れなくても大きな地震になる可能性もありますからね。まずは身の安全が第一!

もう少し詳しくという方はこちら

防災科研が提供しているアプリはないのですが、Yahoo!アプリの「天気・災害」コーナーでも見ることができます。でも背景が白でちょっと見にくい。

わたしが使っているのはiPhoneの「強震モニタビューワー」というアプリです。

背景が黒で見やすいのですが、サードパーティ製(「防災科学技術研究所」以外の人がデータを使って配信しているアプリ)なので、インストールは自己責任で。アンドロイドも同じようなサードパーティ製のアプリがあるようです。

ちなみにサイトもサードパーティ製がいろいろありますが、本家はドメイン(URLの最後にある)が「go.jp」という政府系ドメインです。「go」は英語の「Government(政府や内閣、行政などの意味)」の略。

Twitter

防災用にTwitterアカウントを持つようにしたら意外と便利!

「揺れてる?」「地震?」というつぶやきが気象庁の発表より早く流れてくるので、「あ、やっぱり揺れてるんだ」とわかる時があります。注意点としては「本当に気のせいでつぶやいてる人もいる」という点でしょうか。家や職場の立地によってはトラックが通っただけで揺れることあるんですよね~。あるある!

それを差し引いても、なんとなく怖い気持ちを共有できるのでちょっと心強くはあります。すごく揺れてるときにTwitter見る余裕はたぶんない。

「ゆれたかも…」「ゆれたかも動画」がおすすめ!

Twitterをやっているならおすすめは「ゆれたかも…」「ゆれたかも動画」というアカウントです。わたしは両方フォロー。

最初にご紹介した強震モニタはリアルタイムなので、見ているまさにその時に揺れていることはわかるのですが、「30分前のあのとき揺れてた?」というように少し前のことがわからないんですよね。仕事してるときなどはその場で確認できないし。

「ゆれたかも…」は強震モニタのデータを利用していて、広範囲に色が変化したなど場合に、その瞬間の画像をツイートしているようです。記録がTwitterに残るので時間をさかのぼって見ることができます。

広がり方を見たい場合は「ゆれたかも動画」で動画も確認できます。

機械的にデータを抽出しているみたいで、淡々と「ゆれたかも…」という画像や動画が流れてきてとても便利。ただ、「ゆれたかもしれない」というだけで「地震があった」というわけではないのでその点はご注意を。台風など風が強い日も強震モニタが反応しちゃうのでよくわからないんですよね。まあ、それでもかなり心強い。

気象庁(のデータ)

皆さんご存じ、気象庁

最終確定は気象庁が行うので、最後は必ず気象庁のデータを確認しましょう。気象庁のホームページが使いにくいので(前の方がよかった……)、同じデータをわかりやすく伝えてくれるサイトの方がいいと思います。Yahoo!天気・災害NHK日本気象協会などお好みで。

地震のニュースについてはウェザーニュースを見ることが多いです。異常震域など発震機構や地震用語の解説が面白い。でもここもサイトが見にくい……。せめてタグをつけてくれれば……。

東海道南方沖でM5.8の深発地震 震度分布が偏る「異常震域」
10月21日(木)17時37分頃、東海道南方沖で深発地震がありました。震源の深さは約380km、地震の規模(マグニチュード)は5.8と推定されます。関東や東北の太平洋側に揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる震度分布ですが、たびたび起こることで、現象自体は異常ではありません。

状況を把握して余計な不安を減らそう!

地震に限らず、どんなことでも「わからない」ということが不安をあおるのではないかと思います。

たとえば海外旅行先で言葉がわからない。なのに電車が止まっていて、人が騒いでいる。

なになに?なにがあったの?事故?事件?

と不安になりますよね。

でも意外と言葉がわかってみたら「電車が遅れてくるので到着ホームが変更になる」とかだったりするわけです。実際にこういうことがありました。まあそれはそれで、重いスーツケースを持ってホームを移動したり大変なのですが……。

でも情報があれば対処ができます。

地震も「あれ揺れてる?それとも気のせい?」と気にしているだけでは疲れますし、少し大きめの地震は「この地震、いつまで揺れ続けるの??」とかなり不安になります。

その点、強震モニタなどの情報があれば、「ちょっと揺れただけか」とか「もう揺れが収まりかけてるのか」とか、状況がわかるのでちょっと安心。

もう一度言いますが、もちろん、強震モニタなどを見るのは安全を確保してから!あくまで、巨大地震ほどではないけど、揺れていて不安というときに安心材料として使うのがいいのではと思います。

巨大地震はいつ起こるかわからないと言われますが、ずっと気にして生きていくわけにもいかないですもんね。状況を把握してなるべく余計な不安を減らし、どうぞ元気な毎日をお過ごしくださいヾ(*´∀`*)ノ

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